・トラッカーは必要か
確かに強いがもともと有利な相手にさらに有利にしているだけのカードではないか。
ただし、遅いデッキ全部にINという考え方で枠の節約が出来ると考えることも出来る。
このあたりはもっと理解が洗練されてから考えるべきだろうか。

・木霊の手の内かカルニの心臓の探検か。
この議題に行く前に、土地26枚カルニ2枚から土地27枚木霊に変更した経緯をメモ。
タイタンシフトは、早いデッキにはどうしようもなく負けることが多いが、遅いデッキには事故らなければだいたい勝つと思うので、事故らない構築をしたい。
タイタンシフトは二色であり、マナフラッドしても強い(ヴァラクートを置いた後なら山一枚は稲妻1枚に代わる)のでほかのデッキほどは事故りづらい。
が、一人回ししてて気になった事故が2点ほど存在。

①緑タッチ赤のデッキなのにマナベースは赤が中心という矛盾のため、たまに緑マナが一切初手になくマリガンという事態に陥る。ヴァラクートはマリガン1回が重いので、キープ率を上げたい。(土地を並べるという行為はハンド1枚を使う、リソースを費やす行為なので一枚減るのが致命傷)
②探検との絡み。基本土地が止まると負けるデッキなので土地を置き続けなければならないが、ハンドに土地がないと置けない以上に探検が何も仕事をしないので大きく展開速度が落ちるという事態になりがち。よって常にハンドに土地がほしい。

このデッキ、スクリューすると絶対に勝てないが、フラッドはむしろ強いくらいなのでその意味でも土地は多くていい。
そういうわけで緑フェッチを増やすところまでは考えて、どこを抜こうかと考えたときに、土地伸ばすカードは減らせない、除去はアグロに対してあるとたまに勝つので必要、などと思ったところで、単体では機能しづらいカルニの心臓の探検が浮いてるように思えた。
なので、カルニの心臓の探検を抜いてしまい、緑フェッチと何を入れようと考えたところで、たまたまストレージから見つかった木霊の手の内とカルニの心臓の探検を比較してみる。

木霊の手の内は単一で機能しやすいカード。カルニは起動までに2ターンかかることもしばしばあるし、トップ勝負で引くとがっかりするカードだが、木霊は1マナ重いとはいえ即座に機能するし、トップ勝負で山2枚=ヴァラクートトリガー2枚となる。(山が余ってればだが、これはカルニにも言えることなので)
ハンドに土地を持ってくるのも探検と噛み合うし、使い勝手と安定感はこちらの方が上がるのではないか。

カルニの心臓の探検は、きっちり回っているときの爆発力はやはり魅力。
能力の性質と、木霊より軽いという点で複数アクションが取れるときに強いカード。一気に二枚、インスタントタイミングで持ってこれるのが重要で、風景の変容をまっすぐキャストするのには適しているし、山4枚からヴァラクートを2回誘発させられるのは実は大きい仕事。カルニがいるときにタイタンを出すと確実にゲームを決めてくれる。
また、複数枚採用する際は軽く、一枚でカルニが連鎖するためこちらの方が強いだろう。


もっと比較点があるのかもしれないし、間違っている点もあると思うけど、気付けてないし、考える時間もあまりなかったから、この比較で考えることに。
事故らなければ不利なデッキ以外に勝てるんじゃないかというテーマをもとに考えたら木霊の手の内だと思ったので、現在は木霊で試しています。


・自分より早く、ダメージ以外で勝負するデッキとの相手。
感染、アドグレイスなどが該当。また、ビートダウンするが攻め手の角度が多彩な親和も含めてもいいかもしれない。
単純なダメージレース勝負する相手なら、キッチン、クルフィックス、ベイロスといった回答が受け止めてくれるが、それらの角度が刺さらない相手には相手の速度を落とせずに敗北してしまうことが多い。
これらは専用メタが必要なのかもしれないが、理解度の問題で最適な回答が見つけられていない状態。親和にしたって適正なサイド枚数が分かっていない。
ここは今後の課題だろう。

・対死の影系
基本BG系は有利だと思っているけど、その根拠がBG系の速度にあった。
ハンデスで速度を落とされ、リリアナでリソースを削られ土地の枚数が足らず、復帰する前にタルモゴイフなどの高速クロックで負けてしまうというのがBG系の負け筋だと思っているが、ここでこのプランを維持したまま死の影という高速度クロックを得た死の影ジャンドが登場した。
このデッキ、BG系がヴァラクートに対して強い要素を残しつつ、単純に速度が上がっているので、不利ではないかという見解を持っている。
環境でも多いことが予想されるので、何かしらの対策や、いいプランを考えておく必要がある。

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