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第9期レガシー神挑戦者決定戦
2017年6月6日 Magic: The GatheringGP神戸の詳細レポートもまだなのですが、レガシー神挑戦者決定戦に出てきたのでそちらから先に書きます
しかし、先にGP神戸のレポートを書くべきでした。同じ反省点が存在するので。
僕はマジックを始めた当初からレガシーをメインで行っていたのですが、GP静岡からGP神戸までずっとモダンをしていたため、およそ2か月半ぶりのレガシーに。
おまけにその間に師範の占い独楽が禁止になるという変化があり、環境についても全く分からないという状態。
ミラクルという相性の悪いデッキが減ったため、惰性で使っていたANTが立ち位置いいと言われていましたが、以下の理由で初めから使う気が起きませんでした。
・増えるであろうミラーマッチがあまり好きではない。
・ミラクルのユーザーはデルバー系に移行してると思われるが、僕は対デルバーのプレイに自信がないため勝率の向上は望めない。
・ミラクルが減るということは、相性のいいBUG続唱などのBG系のデッキの減少が予想される。
・立ち位置がいいことはみんな分かってるだろうから、しっかりメタられそう
・そもそもANTは下手の横好きで、勝率がかなり低い
オムニテルも環境にマッチしていなさそうだし、グリグシスデルバーはもともとプレイに自信がない上ミラーマッチが増えるとなると避けたい。
そういう感じで自分の選択肢内で立ち位置のいいデッキをほかに考えた結果、以下の2つでした
・ベルチャー
ANTと似たような短所もあるが、ANTと対策がかぶらない部分があるのでワンチャンス。
・バーン
一度も使ったことはなく、以前から使ってみたかったが、独楽相殺の下でやる気はなかった。しかし、ミラクルがグリグシスデルバーに置き換わっているならば、グリグシスデルバーに対しては強いというメリットになる。コンボに弱いためメタの動き方次第。
余談ですが、こういう選択肢のため、裏切り者の都を知人に貸し、グリグシスデルバーも自分では使う気がゼロだったので別の知人に貸し、バーンとベルチャーで選ばなかったほうをさらに別の知人に貸す約束をしていましたw
前日のレガシー神トライアルにバーンで参加してみて(4-5でした。レポは書きません)、レガシーをやっている知り合いに意見を伺ったところ・・・
・デルバー系が多い
・初めはANTやエルフが多かったものの、どんどん減ってきてフェア寄りになってきている。リアニメイトもあまりいない。(対策が進んでデルバーに食われた?)
・最近になって青白系のデッキが増えてきた。
という環境の情報を得ました。
ベルチャーにとってはあまりよくない環境であるが、バーンにとってはデルバーが増えてコンボが減るのは好材料なので、バーンに決定。
メインはグリグシスデルバーに強い構成を考えつつ、青白系のデッキを対策するためにサイドに粉々・罠の橋・硫黄の渦をしっかりとることに。
完成したレシピは以下の通り
10:《山/Mountain》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1:《乾燥台地/Arid Mesa》
4:《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4:《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4:《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
2:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4:《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
3:《二股の稲妻/Forked Bolt》
4:《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4:《発展の代価/Price of Progress》
4:《火炎破/Fireblast》
4:《粉々/Smash to Smithereens》
3:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2:《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
2:《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1:《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
メインからデルバーに強く組むということで、序盤にクリーチャーに火力を当てやすくする構築に。
見たところ若き紅蓮術士が流行っていたので、トークンと本体にそれぞれ当てやすい二股の稲妻を3枚と多めに投入。焼尽の猛火ではトークンは残るしデイズされやすい。
また、焼尽の猛火を諦めたり軽めの構築を心掛けているため、後半にも恒久的火力となる渋面の溶岩使いを採用。対デルバーのプランでも蓋として役に立つ。
メインでフェアデッキを意識してる結果、コンボとの試合で速度不足になりがちで元々不利なところをさらに不利にしている。なので、せめてANTに抵抗できるようにと枚数を取る。
エルドラージ等ストンピィ系には粉々、石鍛冶など装備品のライフゲインには加えて硫黄の渦で抵抗。このあたりはトライアルで枚数が増えたところ。
そして結果は・・・
グリグシスデルバー ○○
グリグシスデルバー(Bigs田中さん) ×○○
感染 ○○
ドラゴンストンピィ(一位通過の菊地さん) ×○○
グリグシスデルバー ××
マーフォーク ○××
BUGカスケード ○○
マーフォーク(Neosky 宮薗さん) ○×○
URデルバー ××
フェア寄りというメタをしっかり読めてるのに勝ち切れず・・・
グリグシスデルバー・URデルバー戦はプレイミスをかなりしていましたが、そもそも練習なんてしていない(レガシー2か月ぶり・バーンは初めて)のだから、プレイ精度が低くて当たり前。構築段階で優位を取ることを徹底するべきでした。
具体的には溶岩の撃ち込みなんか捨てて渋面の溶岩使い・二股の稲妻を増量です。徹底的にクロックを削り、ぐだったところを溶岩使いで勝つようなプランを強化するべきでした。
フェアが多い
⇒スピードを下げてでも盤面に触れる必要がある
⇒溶岩の撃ち込みの価値は低い
というのに気付くべきだったし、気付けなくてもプランをもっと強化することを考える過程で検討しておくべきでした。
モダンでの反省点も「(割り切って)やるのであれば、徹底的にやれ」だったので、生かせてないことになります。
あとはしいて言うならパイロ系をもう一枚とるべきだったかなと。溶岩の撃ち込みと入れ替えきれなかったので。でも、メインから溶岩の撃ち込みが減るなら取らなくてもいいかも。
マーフォークに負けたのは完全にアドリブ及び知識不足。
そこで学んだので次のマーフォークとの試合は勝っているのですが、そういうのを試合中、あるいは試合前で負ける前に想像できていればなと思いました。
そういうところは地力をつけるしかないかなと思うので、いろんなフォーマットに取り組んで、いろんなデッキのプラン立てを学んでつけていこうと思います。
スタンダード、モダンで感触がよかったのは、数をこなしながらそういう点を身に着けてきたところだと思っているので、今後も継続していきたいです。
6-3という数字以上に反省と悔しさがどんどん出てきたのは、デッキ選択自体はいいところまで行ってたからだと思います。
今までの神決はいいところすら行けてなかったし。
今後もスタンやモダン、レガシーをやる機会があると思いますが、デッキ選択を身につけつつあると自分では思っているので、その先を身に着けるようにしたいと思います。
しかし、先にGP神戸のレポートを書くべきでした。同じ反省点が存在するので。
僕はマジックを始めた当初からレガシーをメインで行っていたのですが、GP静岡からGP神戸までずっとモダンをしていたため、およそ2か月半ぶりのレガシーに。
おまけにその間に師範の占い独楽が禁止になるという変化があり、環境についても全く分からないという状態。
ミラクルという相性の悪いデッキが減ったため、惰性で使っていたANTが立ち位置いいと言われていましたが、以下の理由で初めから使う気が起きませんでした。
・増えるであろうミラーマッチがあまり好きではない。
・ミラクルのユーザーはデルバー系に移行してると思われるが、僕は対デルバーのプレイに自信がないため勝率の向上は望めない。
・ミラクルが減るということは、相性のいいBUG続唱などのBG系のデッキの減少が予想される。
・立ち位置がいいことはみんな分かってるだろうから、しっかりメタられそう
オムニテルも環境にマッチしていなさそうだし、グリグシスデルバーはもともとプレイに自信がない上ミラーマッチが増えるとなると避けたい。
そういう感じで自分の選択肢内で立ち位置のいいデッキをほかに考えた結果、以下の2つでした
・ベルチャー
ANTと似たような短所もあるが、ANTと対策がかぶらない部分があるのでワンチャンス。
・バーン
一度も使ったことはなく、以前から使ってみたかったが、独楽相殺の下でやる気はなかった。しかし、ミラクルがグリグシスデルバーに置き換わっているならば、グリグシスデルバーに対しては強いというメリットになる。コンボに弱いためメタの動き方次第。
余談ですが、こういう選択肢のため、裏切り者の都を知人に貸し、グリグシスデルバーも自分では使う気がゼロだったので別の知人に貸し、バーンとベルチャーで選ばなかったほうをさらに別の知人に貸す約束をしていましたw
前日のレガシー神トライアルにバーンで参加してみて(4-5でした。レポは書きません)、レガシーをやっている知り合いに意見を伺ったところ・・・
・デルバー系が多い
・初めはANTやエルフが多かったものの、どんどん減ってきてフェア寄りになってきている。リアニメイトもあまりいない。(対策が進んでデルバーに食われた?)
・最近になって青白系のデッキが増えてきた。
という環境の情報を得ました。
ベルチャーにとってはあまりよくない環境であるが、バーンにとってはデルバーが増えてコンボが減るのは好材料なので、バーンに決定。
メインはグリグシスデルバーに強い構成を考えつつ、青白系のデッキを対策するためにサイドに粉々・罠の橋・硫黄の渦をしっかりとることに。
完成したレシピは以下の通り
10:《山/Mountain》
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1:《乾燥台地/Arid Mesa》
4:《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4:《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4:《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
2:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
4:《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4:《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
3:《二股の稲妻/Forked Bolt》
4:《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4:《発展の代価/Price of Progress》
4:《火炎破/Fireblast》
4:《粉々/Smash to Smithereens》
3:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2:《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
2:《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1:《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
メインからデルバーに強く組むということで、序盤にクリーチャーに火力を当てやすくする構築に。
見たところ若き紅蓮術士が流行っていたので、トークンと本体にそれぞれ当てやすい二股の稲妻を3枚と多めに投入。焼尽の猛火ではトークンは残るしデイズされやすい。
また、焼尽の猛火を諦めたり軽めの構築を心掛けているため、後半にも恒久的火力となる渋面の溶岩使いを採用。対デルバーのプランでも蓋として役に立つ。
メインでフェアデッキを意識してる結果、コンボとの試合で速度不足になりがちで元々不利なところをさらに不利にしている。なので、せめてANTに抵抗できるようにと枚数を取る。
エルドラージ等ストンピィ系には粉々、石鍛冶など装備品のライフゲインには加えて硫黄の渦で抵抗。このあたりはトライアルで枚数が増えたところ。
そして結果は・・・
グリグシスデルバー ○○
グリグシスデルバー(Bigs田中さん) ×○○
感染 ○○
ドラゴンストンピィ(一位通過の菊地さん) ×○○
グリグシスデルバー ××
マーフォーク ○××
BUGカスケード ○○
マーフォーク(Neosky 宮薗さん) ○×○
URデルバー ××
フェア寄りというメタをしっかり読めてるのに勝ち切れず・・・
グリグシスデルバー・URデルバー戦はプレイミスをかなりしていましたが、そもそも練習なんてしていない(レガシー2か月ぶり・バーンは初めて)のだから、プレイ精度が低くて当たり前。構築段階で優位を取ることを徹底するべきでした。
具体的には溶岩の撃ち込みなんか捨てて渋面の溶岩使い・二股の稲妻を増量です。徹底的にクロックを削り、ぐだったところを溶岩使いで勝つようなプランを強化するべきでした。
フェアが多い
⇒スピードを下げてでも盤面に触れる必要がある
⇒溶岩の撃ち込みの価値は低い
というのに気付くべきだったし、気付けなくてもプランをもっと強化することを考える過程で検討しておくべきでした。
モダンでの反省点も「(割り切って)やるのであれば、徹底的にやれ」だったので、生かせてないことになります。
あとはしいて言うならパイロ系をもう一枚とるべきだったかなと。溶岩の撃ち込みと入れ替えきれなかったので。でも、メインから溶岩の撃ち込みが減るなら取らなくてもいいかも。
マーフォークに負けたのは完全にアドリブ及び知識不足。
そこで学んだので次のマーフォークとの試合は勝っているのですが、そういうのを試合中、あるいは試合前で負ける前に想像できていればなと思いました。
そういうところは地力をつけるしかないかなと思うので、いろんなフォーマットに取り組んで、いろんなデッキのプラン立てを学んでつけていこうと思います。
スタンダード、モダンで感触がよかったのは、数をこなしながらそういう点を身に着けてきたところだと思っているので、今後も継続していきたいです。
6-3という数字以上に反省と悔しさがどんどん出てきたのは、デッキ選択自体はいいところまで行ってたからだと思います。
今までの神決はいいところすら行けてなかったし。
今後もスタンやモダン、レガシーをやる機会があると思いますが、デッキ選択を身につけつつあると自分では思っているので、その先を身に着けるようにしたいと思います。
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